最近、やたらと耳にする“Copilot(コパイロット)”。
なんでも、ExcelやWordにAIが入ってくれて、仕事がめちゃくちゃ効率化できるとか。
ただ正直なところ、
でもある日、仕事でつまづいたとき、ふと試しに使ってみたら——
あれ?普通に使えるじゃん。しかも、便利。
なんて体験をシェアしますね。
Excelの関数、詰まったときのこと
Excelで数値集計の仕事をしていた時のこと。
私は、簡単な関数だったら自力で何とかできる自信があるのですが、こんな条件にぶつかりました。
入力された数字を0.5刻みで、一番近い数字に変換する。
例えば、8.3なら一番近い8.5に。8.2なら一番近い8.0にといった具合。

単純な四捨五入じゃない・・・。あれ?どうしようか?
検索しようかとも思ったけど、そういやExcelにCopilot入ってるんだった。
せっかくだし、聞いてみようか。
はじめてCopilotに話しかけてみた
ええと、そうだな・・・。さっき頭に思い浮かべたことをそのままいれてみよう。
「入力した数字を0.5刻みで、一番近い数字に変換する関数はどうすればいい?」
と、自然な言葉で入力してみた。
すると、待ち時間ほぼ0で回答がきた。
Excelでは、四捨五入を行うMROUND
関数を使うことで、指定した刻み幅(この場合は0.5)で最も近い値に変換できます。以下の関数を使用してください:=MROUND(A1, 0.5)
はや!っていうのが正直な感想でした。
正直、ちょっと感動した
それまで「AIって、結局設定とか難しいんでしょ?」って思ってた。
でも、思ったことをそのまま投げるだけで、ちゃんと返ってくる。
しかも、参考サイトを探し回ったり、間違った式で試行錯誤したり…そんな手間が全部いらない。
検索より早いし、なにより誰かに聞くより気まずくない。
これは…アリだな。
「あれにも使えるんじゃ?」という発想のスイッチが入った
実際に使ってみて思ったのは、
**「あ、これ、応用したらもっと使えるな」**ってこと。
たとえば:
- 月次レポートのフォーマット整理も、聞いてみたら一瞬でできるかも
- 社内メールの文面案も、Copilotにベース書かせて整えるだけで済むかも
- 表の整形やグラフ作成も、頼んだほうが早いかも
つまり、「自分の脳のメモリを、別のことに使える」ようになる感じ。
結局、「完璧に使いこなさなくていい」ってことなんだと思う
最初から完璧に使おうとしなくていい。
困ったときにちょっと頼ってみる。それで十分だった。
そしてその「ちょっと」が、意外なほど大きな時短やストレス軽減につながる。
まだまだ奥が深そうだけど、まずは触ってみることがいちばん大事だった。
ちなみに、ExcelにCopilotがない場合も、Microsoft Edgeに標準搭載されているので、そちらでも使用可能です
AIって「なんとなく」でも使える
僕はAIの専門家でもないですが、こうして「なんとなく」で使い始めたことで、働き方の感覚が少し変わりました。
これからもっと便利な使い方が見つかるかもしれないし、逆に失敗することもあるかもしれない。
でも、それも含めてTIME BASEでシェアしていきますね。
今日の気づき:Copilotは、思ったより“使えるやつ”でした。そして、思ったより“手が届くところ”にいた。
「なんかすごそうだけど、自分にはまだ関係ないやつでしょ」